はじめの一歩講座「災害が起こったときに~あなたが支援できること」開催(ならコープ)
2011年 09月 29日
東日本大震災からちょうど半年の9月11日(日)、日本赤十字社より赤十字健康生活支援講習指導員の松本淳子先生を講師に迎え、被災地でのボランティアのあり方、主に高齢者に対する避難所での心や体のケアについて学びました。
朝10時、あすならホールに集まった27名の参加者は、まず震災で亡くなられた方々と先日の台風12号で亡くなられた方々に黙とうを捧げ、ご冥福をお祈りしました。
松本先生には、支援活動をされた数々の実体験をもとに被災者の心身の変調、それに対するケアの仕方や接し方を具体的な事例をまじえて分かりやすく講義して頂きました。
ボランティアの心得として、
・決して押しつけになってはいけない
・相手のペースに合わせて対応する
・炊き出しなど一緒にできる方には手伝ってもらう等、
被災者の考えを尊重して“できることはやってもらい、できないことを援助する”ことが大切とのこと。
実際に、水没して汚れた家具の運び出しに立ち合わなかった高齢者が、大切な思い出の品や仏壇まで運び出され、ショックで寝込んでしまったという話もあるそうです。よかれと思って始めたボランティア活動が、被災者の気持ちを無視した独りよがりな活動にならないように気をつけたいものです。
また床からの立ち上がりや起き上がりなど高齢者には難しい行為が簡単にできる方法、毛布1枚と1本の紐(パンストなど)で動きやすいガウンにしたり、カップ1杯の熱湯とタオル・ビニール袋で作る清拭用ホットタオル、背中や腕をさすって話しかけるリラクゼーションの方法も習いました。
参加の皆さんからは
「とても勉強になりました。もっと多くの方に知って欲しい知識です。」
「災害時のみではなく普段から取り入れられるものは使っていきたい」
などの声を頂きました。
詳しくは、ならコープのホームページをご覧ください。
朝10時、あすならホールに集まった27名の参加者は、まず震災で亡くなられた方々と先日の台風12号で亡くなられた方々に黙とうを捧げ、ご冥福をお祈りしました。
松本先生には、支援活動をされた数々の実体験をもとに被災者の心身の変調、それに対するケアの仕方や接し方を具体的な事例をまじえて分かりやすく講義して頂きました。
ボランティアの心得として、
・決して押しつけになってはいけない
・相手のペースに合わせて対応する
・炊き出しなど一緒にできる方には手伝ってもらう等、
被災者の考えを尊重して“できることはやってもらい、できないことを援助する”ことが大切とのこと。
実際に、水没して汚れた家具の運び出しに立ち合わなかった高齢者が、大切な思い出の品や仏壇まで運び出され、ショックで寝込んでしまったという話もあるそうです。よかれと思って始めたボランティア活動が、被災者の気持ちを無視した独りよがりな活動にならないように気をつけたいものです。
また床からの立ち上がりや起き上がりなど高齢者には難しい行為が簡単にできる方法、毛布1枚と1本の紐(パンストなど)で動きやすいガウンにしたり、カップ1杯の熱湯とタオル・ビニール袋で作る清拭用ホットタオル、背中や腕をさすって話しかけるリラクゼーションの方法も習いました。
参加の皆さんからは
「とても勉強になりました。もっと多くの方に知って欲しい知識です。」
「災害時のみではなく普段から取り入れられるものは使っていきたい」
などの声を頂きました。
詳しくは、ならコープのホームページをご覧ください。
by peaceJCCU
| 2011-09-29 11:29
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