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日本生協連と全国の生協の震災支援の現地活動を報告します


by peaceJCCU

いわき市錦町の避難所に炊き出しに行ってきました(茨城県生協連)

2011 年4 月29 日、パルシステム茨城と茨城県生協連は、福島県いわき市錦町の避難所、勿来体育館・錦公民館に炊き出し支援に行ってきました。

この支援は、NPO「がんばっぺいわきネットワーク」と茨城NPO センター・コモンズとともに実施しました。避難所によっては、いまなお、おにぎりとパン中心の食生活が続き、ビタミンやミネラルが不足しているので、野菜を使った料理を提供してほしいという要望が寄せられました。

今回のメニューは、牛丼とけんちん汁、浅漬け、フルーツを100 食分用意しました。
避難所は、まだ水や燃料が十分ではないので、パルシステム茨城のなかセンターの調理室で、調理をしてから運びました。今回の準備にご協力いただいたのは、パルシステム茨城の理事、なかセンター委員会メンバー総勢10 人。お昼から調理をはじめ、午後2 時30分に出来上がり、なかセンターを午後3時に出発し、いわき市の避難所に午後4 時30 頃に到着しました。
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避難所では、牛丼、けんちん汁をガスコンロで温めなおし、午後6時の夕食配膳時間に間に合わせました。避難所の勿来体育館には、3 月の震災直後から避難されているみなさんが60 名、隣の錦公民館には、その後の余震で避難されている方が40 名いらっしゃいました。
みなさんから、久しぶりの温かいご飯となり、「おいしい」「感謝します」と言っていただきました。

仮設住宅等の手配も目途が立っていないので、避難生活は今後もつづくとのこと。今後も会員生協の協力で、炊き出しを継続していきます。
by peaceJCCU | 2011-05-09 20:41 | 全国の支援の取り組み